で、「餃子」と言えば・・・お約束の「闇ギョーザ」。
つまり、食べてビックリ!のネタを仕込むわけじゃな。
当然、ルールがある。
・ 食べられないものは入れないこと。
・ 「アタリ」を引いても残さず食べること。
子どもたちは意外に器用に、それぞれ自分たちが仕入れてきた「びっくりネタ」を仕込みつつ、200個ほどの餃子を作り上げた。
さて、それを焼き餃子と水餃子にして、いよいよ闇ギョーザパーティの始まりじゃ。
ところがそこで問題発覚!
水餃子は透ける。
ネタが見えちゃうじゃん!!! というわけで急きょ部屋の明かりを消して、ロウソクを点し、まさに「闇鍋」の雰囲気に。
まぁまぁ何とか食えるもの、意外においしい!もの、最悪なもの・・・。 以下は、実際に「びっくりネタ」食べてみたランキングじゃ。意外な発見があったな。
■ 意外にイケるかも!?
・おはぎ(あんこ)
・ピスタチオ
・チョコレート
■ 美味くはないけどオーケー
・ギョーザの皮をまるめたの
・ラーメンの麺
■ ビ、ビミョ~
・酢昆布
・ジャガリコ
■ 最っっ低~!!
・ぐみキャンディ
いや~、グミにはわしも参った。なんと言うかのぅ・・・皮の中でびろ~んと広がっていて、歯ざわりは「ゆべし」のような感じなんじゃが、何と言っても最初に一口かぶりついた時に立ちのぼる匂いが・・・。 溶けたプラスチックというか、強烈な化学臭がするんじゃよ。これで食欲が一気に萎えてしまう。
それでわしは悟ったのじゃよ。 合成香料や添加物まみれのお菓子がどんなに恐ろしいものか。 普段は加熱して食べる事はないから気付かないだけなんじゃ。
もともとグミキャンディーは、ドイツの歯医者が発明したものだと言われておる。 子どもの歯とあごを健康にするために、果汁をゼラチンで固めて、噛みごたえのあるお菓子をつくったのじゃ。
グミが本物の果汁とゼラチンだけでできていたのなら、闇餃子に入っていてもそうひどいことにはならなかったじゃろぅ。酢豚にパイナップルを入れて炒めてもおいしいし、オレンジの皮やジュースを使った肉料理もいろいろある。 果汁風味と肉の相性が悪いのではないのじゃ。
イマドキのグミは何かヤクが入っとる!!! それは焼いてみればすぐ分かる。
ということで、一同、正しい「食」のあり方について、とてもよい勉強をさせてもらったというわけじゃ。
余談になるが、この日はみんないつものようにたくさんは食べられなんだ。 グミに当てられて食欲を失ったせいもあるが、もう一つは、いつもひょいぱくひょいぱくと信じられないほどの速さで餃子をほおばるガキ共お子様たちが、非常に用心深く食べたんじゃな。
それも一口で食べないで、半分ずつ、様子を探りながら、よく噛んで。
そうすると少ない量で満腹になってしまう。
大食いの家族を抱えて毎月食費に頭を抱えている奥さん。 ダイエットをめざす皆さん。 時々ダイエットギョーザパーティーをやってみてはいかがかの?
もちろん、ニラや白菜(夏場は湯通ししたキャベツ)のみじん切りを大量に混ぜてタネを増量すること、グミ入りの闇餃子をいくつか仕込むことをお忘れなく。
バナナはわしも大好物じゃ。 栄養バランスもすぐれておるし、なんといっても安い!
(都内のスーパーの特売で、ひと房68円じゃった。)
ダイエットの観点からも、バナナはすばらしい食物なので、いくつか紹介しておこう。
と言っても、わしのダイエットはオーソドックスなものばかりじゃ。 バナナのダイエットと言えば、黒酢バナナとかいろいろあるがの、それは他のサイトで検索してくれい。
朝のバナナ
いつも朝食を抜いてしまう諸君! せめてバナナ1本食べてから1日をスタートするのじゃ。 最近はコンビニでもバナナは売っておるから、通勤・通学の途上で、あるいは職場についてから食べてもよい。活動を始める前にバナナ1本のエネルギー補給をするのじゃ。バナナと一緒に牛乳を飲んだり、シリアルにいれるなどできればなおよい。
スポーツにバナナ
トライアスロンなど耐久レースの給水所に置くスペシャルドリンクに、バナナを配合して工夫したものを使うアスリートは多い。 その訳は、汗で失われるカリウムを、エネルギーと同時に補給できるからなのじゃ。夏のスポーツのお供にバナナ1本!
夜のバナナ
夜寝る前には、牛乳と一緒にミキサーにかけて、少し温めた「ホットバナナミルク」がおすすめじゃ。カロリーが気になる人は低脂肪乳か豆乳を使えばよい。
ミキサーがない人は、ビニール袋に牛乳とバナナ(皮はむいておくのじゃぞ。当たり前か)を適当にきざんで入れて、よくもみもみすれば簡単じゃ。その後カップに移してレンジでチンすればよい。
夏場にホットミルク?と思われるかもしれんが、暑くて寝苦しい夏じゃからこそ、一旦カラダを温めるドリンクがよいのじゃ。 これを「仙人のバックスイング理論」と言う。
バナナのすばらしい効用の秘密
■ バナナの糖質
バナナにはいろいろな種類の糖質が含まれておる。これらは体内で吸収されてエネルギーに変わるまでの時間が違う。まずブドウ糖が即座にエネルギーとなり、それが燃え尽きた頃果糖・ショ糖。その後にでんぷんが分解されて補給されてくる。つまり3段ロケットのようなもんじゃ。
じゃから、朝バナナ1本補給するだけで午前中一杯にわたってカラダの働き、脳の働きが全然違ってくるのじゃよ。
ダイエット中に朝食で糖質を取ることには抵抗のある読者もおるじゃろうが、それは誤解というものじゃ。
以前も書いたが、朝エネルギーをちゃんと補給することで体温や血圧が上がり、カラダが活動モードになる。 その結果むしろ効果的に脂肪を燃やすことができるのじゃ。
また、朝食を抜いて活動を続けると、1日の半ばで血糖値が下がってくるため、つい間食に手が伸びる。痩せたいなら、朝を抜いてはいかんのじゃよ。
■ カリウム
バナナに多く含まれる「カリウム」は非常に重要なミネラルじゃ。これがなくなればヒトは直ちに死んでしまう。 カリウムは細胞の中のイオンバランスを整え、心臓を動かしたり神経を流れる電気をおこす重要な役目をもっておるからじゃ。
実は、現代人の食事でどうしても過剰になりがちで、高血圧の原因になる「ナトリウム」を排出する働きが、「カリウム」にはあるのじゃよ。 詳しく書くと長くなってしまうが、要するにカリウムをたくさん摂ると、カラダがそれを排出しようとしてナトリウムも道連れに排出してしまうのじゃよ。 じゃから、肥満気味で血圧も高めの人は、カリウムを積極的に取るとよいのじゃ。(ただし、腎臓が健康で、水分を適切に摂取している場合に限る。)
余談じゃが、カリウムを多く含みダイエットにもよい食物は、バナナのほかにもある。
それは「ほうれん草」と「大豆」なのじゃよ。「夜のバナナ」で紹介したバナナミルクを豆乳で作れば「Wカリウム効果」というわけじゃな。
■ オリゴ糖、食物繊維
バナナに含まれるオリゴ糖は、腸内の善玉菌の「えさ」になる。 餌と言うと聞こえは悪いが、善玉菌を増やし、腸内環境を整える効果があるのじゃ。 これと食物繊維の相乗効果で便通改善が期待できる。 また腸内環境が改善すると、免疫力が高まる。
便秘、ぽっこりお腹、しかもすぐに風邪をひく。 そういう人はバナナでまず腸内環境を改善するのじゃ。
■ トリプトファン
バナナに含まれるというトリプトファンというアミノ酸は、セロトニンという脳内物質の材料じゃ。セロトニンは神経をリラックスさせ、眠りをコントロールする。 日ごろストレスが多い人、不眠、うつに悩む人にもバナナはおすすめじゃよ。
「心臓外科手術の前に安全に急速な減量を行うために用いられている」というふれこみが人気の秘密らしい。キャベツ、ホールトマト、たまねぎなどを煮込んだ野菜スープを主体とした短期間集中型のダイエットじゃな。
わしの今までの教えをよく読んでいるダイエット道場の読者諸君なら、すぐにそのウソを見抜けるじゃろう。
スープダイエットのレシピや7日間のプランについては、ネットで検索してもらえば山のように出てくるから、ここでは割愛する。わしが言いたい事は一つだけじゃ。
長~く続けられないダイエット法に飛びつくな。
このスープダイエットのレシピだと、1日にスープを鍋一杯平らげたとしても1000キロカロリーにもならん。 それに果物やジュースなどを足しても、1日の生活代謝よりはるかに少ない熱量にしかならない。 短期間に痩せるのは当然じゃ。
じゃが、栄養バランスが極端に悪い。炭水化物も、たんぱく質も1日の所要量を満たしておらん。じゃから、この食事を長く続けると必ず体調を崩すことになる。
ダイエットは、「継続」こそが最も重要なのじゃ。 それも、5年、10年、もっと言えば一生続けるつもりでやらなくてはダイエットの意味はない。短期集中ダイエットは必ずリバウンドする。また、一度リバウンドした人は、さらに痩せにくくリバウンドしやすい体質に変わってしまうのじゃ。⇒リバウンド経験者のダイエット
そうなってしまった体質をリセットするのには非常に長い時間と綿密な栄養・運動指導が必要になる。
じゃから、安易に「短期間で痩せる」という言葉に飛びついてはイカン。
スープダイエットにもよいところはある。
まず、わしがいつもしつこく言っておる、「温野菜」がたくさん摂れ、食物繊維も豊富じゃ。
じゃから、スープダイエットだけに固執せず、このスープをしばしば食卓に登場させ、他のメニューと組み合わせるのであれば大賛成じゃよ。
それから、一念発起してダイエットを始めるにあたって、まずは短期的な目標というか、励みがほしい、という人にはよいじゃろう。 このレシピなら必ず痩せる。
じゃが、何度も言うが、これは短期限定のレシピじゃ。ダイエットの「スタートダッシュ」と割り切って、決して一週間以上続けてはならん。
スープダイエットで一週間後に痩せたからとぬか喜びせず、その後、オーソドックスなダイエットに切り替えて長く続ける事ができるかどうか、成功はそこにかかっていると心得よ。
ところで、
「心臓外科手術の前に病院が指導しているダイエット法」というのはウソじゃ。ウェブでよく飛び交うデマの類じゃよ。
実はこのスープダイエットは、欧米では「キャベツダイエット(Cabbage Soup Diet)」別名「セイクリッドハート病院式ダイエット(Sacred Heart Hospital diet)」と呼ばれ、かなり前からブームになっておる。
(cabbage-soup-diet.comというウェブサイトまである。)
しかし、当のセイクリッド・ハート医療センター(米国ワシントン州)では、「うちの病院ではそんな指導はしていない、迷惑千万」という公式文書まで発表しておるのじゃ。
常識で考えても、手術の前にわざわざ栄養失調をおこすような食事をさせて体力を落とすことなどありえないわい。
ただし、余談じゃが・・・
病院で、手術前にダイエットを強制的にさせる例もないことはない。
極度の肥満を改善するため、手術で胃の周りにベルトを巻きつけて縛り、物理的にたくさん食べられないようにしてしまう治療法がある。
米国ニューヨーク大学医療センターでは内視鏡を使ったこの手術を行なっておるが、手術前2週間ほどはカロリー制限を行なって患者を痩せさせてから手術するそうじゃ。脂肪肝で肝臓が肥大していると、手術が難しくなるからという理由らしい。
好奇心旺盛な方はどうぞ。
⇒ ニューヨーク大学医療センター、患者配布資料(PDF)
http://pfrc.med.nyu.edu/handouts/pdf/proced/pfrc05-000030.pdf
では聞くが。
自分自身の、食事一回あたりの「適正カロリー」を言うてみよ。 皆カロリーカロリーと言うわりには、自分が1日に食べるべき適正なカロリーを知らない、あるいはその根拠を言えない人が意外に多い。
そこでこの表じゃ。
これは厚生労働省「日本人の栄養所要量」を元に、わしがわかりやすく書き直したものじゃ。
・ 現状の体型を維持したい(これ以上太りたくない)人は今の体重で
・ 痩せたい人は目標体重で
計算してみるがよい。
年代 | 自分はズボラだと思う | マメに動く方だと思う | もちろん毎日運動してます |
---|---|---|---|
~30歳未満 | 体重 x 31 [kcal] | 体重 x 36 [kcal] | 体重 x 40 [kcal] |
30歳以上~ | 体重 x 28 [kcal] | 体重 x 33 [kcal] | 体重 x 37 [kcal] |
どうじゃ?
ここで出たカロリーの1/3以上を1回の食事で摂っておるようなら、食いすぎということになる。
さて、レストランなどのランチメニューを見ると900キロカロリーを越えるものがほとんどじゃ。 しかし1回の食事で900キロカロリーたべてオッケーな人はそうおらん。
計算上で言えば「生活代謝」がその3倍、2700キロカロリー以上あるか、そうでなければ夕食をごく軽くし、当然間食は「なし」、さらに運動などでカロリーを消費する生活習慣を持っていなければならんのじゃ。
参考までに、代表的なランチメニューのカロリーを、ファミレスのホームページなどで調べてみようかの。
・ 完熟トマトのナポリタン(ジョナサン)・・・ 750 kcal
・ うな玉丼セット(華屋与兵衛)・・・964 kcal
・ 日替わりハンバーグ(ハンバーグ&ポークジンジャー)ランチ(ガスト)・・・954 kcal
こんなランチを当たり前のように食べていては、すぐにオーバーカロリーになってしまうのも道理じゃ。
もう少しヘルシー系のメニューを見てみようかの? 例えば「大戸屋」のメニューでは・・・
鶏の炭火焼きねぎ塩定食・・・ 959 kcal
まぐろ漬け丼と板そばせっと・・・ 755 kcal
炭火焼き鶏と根野菜の和風カレー・・・ 766 kcal
キハダまぐろの漬け丼(単品)・・・ 567 kcal
九穀雑穀ぞうすい・・・ 234 kcal
どうじゃ? ローカロリーのように聞こえるメニューでも、結構差があるもんじゃろう?
一般に丼ものを単品でとれば、セットメニューよりはカロリーは少ない。 しかしそれでは栄養のバランスが悪い。 (セットメニューとてバランスがいいとは言えないものも多いがのぅ。 丼物に麺をセットにしても、炭水化物ばかりが多く、肝心の野菜は足りないままじゃからの。)
むしろ、よく考えて野菜の多い丼を選ぶか、丼に野菜を一品足すようにするとカロリーも少なく、バランスもよくする事ができる。
丼ものや中華麺でもこれだけ違う。
カツ丼(950 kcal) vs. ビビンバ(600 kcal)
チャーシュー麺(700 kcal) vs. タンメン(550 kcal)
賢い読者諸君は、大戸屋のメニューでお気づきと思うが「ぞうすい」は非常にローカロリーじゃ。 一般にスープものを主食にするとカロリーを効果的にカットする事ができる。 ぞうすい、クッパ、野菜スープなどがおすすめじゃよ。
]]>ヒント。 「エステティシャン」はエステを施術する人じゃろ?
ならば「ダイエティシャン」は? 「痩せさせる人」かな? わしのようなダイエット道場の指導者?
「ダイエット」=痩せること(減量)と思うとる人が多いようじゃが、もともと「ダイエット」とは「食事」のことじゃ。 食物繊維のことを「ダイエタリーファイバー」と言うことからもわかるじゃろう。
さて。「ダイエティシャン(dietician)」とは、「栄養士」のことじゃ。痩せるためとは限らない。 もっと筋肉をつけるためにスポーツ選手を指導する場合もあるじゃろうし、闘病のために最適な食事を考えることもあるかもしれん。
今日言いたかったのは、
「ダイエット」というのは、
その人の、その時の状態において
最も適切な食事とは何かを考え、それを実行すること
ということじゃ。
決して単に痩せることを意味しているのではない。 よいか。 極端にカロリーを減らしたり、食事を抜いたりして痩せたとしても、その直後は確かにサイズの小さい服が着られるとか、水着姿を見せられるとか、短期的な夢は叶うかもしれんが、自分の人生全体から見るとそのようなムリなダイエットは決してよい事ではないのじゃ。
スタイルとしては痩せていても、ハリのないへろへろのお肌になっちまったら、それからの人生、魅力的とは言えんじゃろぅ?
偏った栄養バランス、ストレス、睡眠不足などで皮膚への血流が不足し、 皮下組織が貧血気味になると、肌の色がくすむ。 あかちゃんの、うらやましい輝くような白い肌の秘密は、実は皮膚の深いところにきている「新鮮な血液」が複雑に光を反射するゆえなのじゃ。
コスメよりも、カラダの内側から血流を改善せねば美白は実現できんのじゃよ。
ダイエット=正しい食事
ゆめゆめ甘く見るでないぞ。
これらの砂糖を使用した清涼飲料水の類は、重量比で約10パーセントの砂糖が入っておる。
よいかな。500mlのペットボトル一本で、砂糖50グラムじゃぞ。スティックシュガー15本分の砂糖じゃ。こんなもんを飲んでおっては、いくら他の食べ物に気をつけたり、運動をしたとて、痩せることなど到底かなわぬ。
米国では、あまりにひどすぎる子どもの肥満に歯止めをかけるため、全ての公立校から炭酸飲料の自販機を撤去することにしたそうじゃ。
なになに? 私は「砂糖不使用」とか「カロリーゼロ」の飲料だけを飲むように注意している?
ボトルの表側にでかでかと書いてある「カロリーオフ」などの表示に惑わされず、裏側の栄養成分表示の方をよ~く読んでみよ。
「砂糖不使用」というのは、「砂糖」としては添加してませんよ、というだけであって、野菜ミックスジュースなどで「果汁」を使用していれば、(もちろん、天然果汁100%であっても)実は砂糖とまったく同じ成分である「ショ糖」が、かなりの量含まれているのじゃ。
たとえば、お茶で有名な某社の緑黄色野菜ミックスジュースの成分はこうじゃ。
ショ糖 7.7g と書いてある。
原料のフルーツにもともと含まれていたものだ、と言い訳がましく書いてはあるが、実はこの野菜ジュースは、スティックシュガー約2本分の砂糖が含まれているのと同じなのじゃ。
日本の食品表示の法律によれば、100mlあたり20Kcal以下なら「カロリーオフ」、100mlあたり5Kcal未満なら「カロリーゼロ」「ノンカロリー」と表示してよいことになっておる。
100mlあたり、じゃからの、500mlのペットボトルなら100kcalでも「カロリーオフ」と書けるのじゃ。あなどってはならん。
さらに、缶コーヒーなどによくある「微糖」「砂糖ひかえめ」などに至っては、表示の決まりがないからのう。他の製品と比較して少なめなら、なんとでも書ける。
逆の言い方をすれば、堂々と「カロリーオフ」表示ができるほど、実際にはカロリーが低くない砂糖入りの飲み物を、カロリーが少なくなったように錯覚させて、いわば騙して売るためのテクニックなのじゃ。
実際にいくつかの缶コーヒーを調査してみると、190ml(小さい方)の缶で、一缶あたり10~20gの砂糖が含まれておる。 「微糖」と言っても10グラムぐらいはあるのじゃよ。 スティックシュガーにして2本から5本ぐらいの砂糖が、あの小さな缶に入っているのじゃ。 摩訶不思議。
よいか、これから夏に向け、特に冷やして飲むコーヒーや炭酸入りの飲料は注意が必要じゃ。 冷たいもの、シュワっとくるものは甘さを感じにくいからのぅ。砂糖が多量に使われていても違和感を感じないんじゃ。
缶コーヒー
炭酸入りのジュース・コーラ
は厳禁じゃ。 それから、野菜ジュースと言えどカロリーゼロではないことを肝に銘じておけ。
夏は麦茶が一番じゃ~!!!
]]>青森県、岩木山麓にある「森のイスキア」には人生の方向を見失ったひと、心の支えを求めてくる人、いろいろな理由で苦しんでいる人たちがやってくる。 初女さんはそういう人たちを泊め、心をこめた料理でもてなし、生活を共にしている。映画「地球交響曲」(ガイアシンフォニー)第2番でも紹介され、書籍も多数出版されておるからご存知の方も多いじゃろう。
初女さんの料理は、いのちへの慈しみとふしぎないやしの力にあふれておる。 その「おにぎり」を食べて、自殺を思いとどまった人もいるほどじゃ。
ダイエット中には、食べ物を「敵」であるかのように感じてしまう人もおるじゃろ。じゃがそれはまちがいじゃ。
初女さんは食材の中に「いのち」を見る。 そしてその「声」に耳を傾ける。初女さんの言葉をいくつか紹介しよう。
野菜の皮をむくときは、野菜が痛くないようにむきます。よく研いだ包丁で、薄く、鋭利な傷をつけないようにやさしくむいていくんです。
漬物は最初に重い石をのせ、夜中に「重いよ~重いよ~」と訴える声が聞こえたら、徐々に軽い石に変えていきます。
野菜をゆでると、その色が鮮やかに輝き、透き通る瞬間があります。野菜が自分のためのいのちから、与えるためのいのちへと変わる瞬間に、透明になって輝くのです。その瞬間に水にとって冷やします。
初女さんはこの、野菜が透明に輝く瞬間を「いのちの移し替えのとき」という。
自分自身が生きるためのいのちから、他者を生かすいのちへと変わる瞬間。そのときそのからだは透明になって輝く。
さて「ダイエット道場」の読者諸君。
ダイエットを志す理由はいろいろあるじゃろう。 水着で恥ずかしくない体型になりたい。モテたい。カワイイ服を着たい。コレステロール値をさげにゃならん。一家の大黒柱としての自覚・・・。
じゃが、ここでもう一度、自分のいのちを支えているたべものに目を向けてほしい。
わしらは毎日、これらの食べ物から「命を移し替えて」もらっているのじゃ。肉や魚は言うに及ばず、米や野菜だって元はそれぞれのいのちを生きていたものじゃ。そのいのちをリレーのバトンのように受け取って、今日一日を生かされているということをけっして忘れてはならん。
自分の欲望のままに飲み食いし、あるいはちょっと楽をしたいがために、インスタント食品やスナック、ファーストフードに走り、その結果としてたまった脂肪を憎む。 そういう生き方は、自分に与えてもらったいのちを、あまりにも軽視しておらんか?
さて、このわしも初女さんのやり方をまねて、カボチャの煮物を作ってみた。
初女さんはカボチャを切る時、大きさと形をそろえ、それを鍋の中でパズルのように隙間なくそろえて並べる。そして陶器のお皿で落し蓋をして、ぐらぐらあばれないようにしっとりと煮込み、火が通ったら少し休ませる。
その一つ一つの手順、所作に、カボチャに対するいたわりがあふれておる。
自分で一度やってみればわかるが、無造作に放り込んで適当な火加減で作ったものとは出来がぜんぜん違う。すごくやわらかく、よく味がしみているのに、カボチャのカドがピシッと立っていて、ほとんど煮崩れないんじゃよ。
よいかな? 日々自分を生かしている食材の声を聞くのじゃ。そしてそれらの食べ物をいたわりながら調理し、移し替えてもらったいのちを大切にいただく。そういう生き方をしていれば、見苦しく太ることなど決してできないはずじゃ。 初女さんの料理はいわば究極のダイエット、「食の極意」じゃよ。
]]>
山にこもって修行をするときを除けば、普通の会社員の食事と変わらんよ。
じゃが、やはりそこは諸君の師匠として、よいお手本を見せねばならん。
自分でつくるとき以外は、こんなものを食うておるのじゃ。
参考のためにそれぞれのカロリーを計算してある。
昼食一食で、
・ 約700キロカロリー
・ 脂質は25パーセント以下
・ 食物繊維10グラム
まぐろの立田揚げ 125
黒米 284
豚汁 128
冷奴(木綿) 79
モロヘイヤのお浸し 18
計 634Kcal 脂質 24% 食物繊維 6.1g
ライス 356
切干大根と桜エビの炒め物 127
豚汁 113
法連草と厚揚げの和え物 90
れんこんの胡麻酢和え 69
大根の鶏そぼろあんかけ 54
計 809Kcal 脂質 21% 食物繊維 13.3g
この他にも実際にわしが食うた食事の画像とデータを、
So-net Photoサービスにアップしてあるからの、参考にしてみてほしい。
いかに健康的な食事を心がけておるか、多少なりともわかるはずじゃ。
例えばゴミ出し。 なるべく一つの袋にまとめて、一往復で済むようにしたいじゃろ? 何、出勤するダンナに持たせてる? ばかもん。 そういう横着は、痩せるためのチャンスを棒に振っているようなものじゃ。
モノは考えようなのじゃ。例えば、「郵便をポストに入れてこなくちゃ、あ、でもあとで買い物に行くからその時ついでに・・・」と考えるのが普通。じゃが郵便のことを思い出したそのときすぐにポストまで行き、買い物は後で出直せば、その日は二度もウォーキングのチャンスにめぐりあえたことになる。
なに? そんな効率のわるい生活をしていては1日何時間あっても足りないとな? ごもっとも。効率よく家事をこなすのは大切なことじゃ。じゃがよく考えてみてほしい。
・ 思い出したときにすぐやらず、あとで何かの「ついで」にやろうとして、そのまま忘れてしまった事はないかの?
・ 何かを使いっぱなしにしたがために、あとであるべき場所にそれが見つからず、探し回った事はないかの?
「あとで何かのついでに」というのは、「段取り」ではなく「横着」という。 (段取りというのは先回りして効率を上げることじゃ。)横着もんは、効率を考えてなどと言い訳をしながら、実は結果的に時間を無駄にしているのじゃよ。そうして知らず知らずのうちに、ズボラな習慣とともに体脂肪が身についてゆくのじゃ。
さて、今日のわしからのアドバイスじゃ。
気づいたその時それをやりとげよ。
何かのついでに(あとで)まとめてやろうと考えず、その都度マメに動けば必ず体脂肪が燃焼し、長い間にはバカにできない体型の差となって現れる。
例えば、1階の居間で、2階の寝室のたんすにしまうべき物が何か出ているのに気付いたとする。 普通ならそれを階段の下あたりにちょいと置いておいて、次に2階に行くついでがあるときに持っていこう・・・と考えるところを、毎回気付いた時にすぐ、わざわざ2階まで上がるようにするのじゃよ。
階段の上下がなくとも同じじゃよ。 マンションの部屋の中でもオフィスでも、いちいち立ち上がったり部屋を移動したり、めんどくさいな~と思う動作はたくさんあるじゃろぅ? じゃがそれを「しなきゃ、と思ったその時に」その都度ひとつずつコンプリートするのじゃ。
まとめて一度に済ませた方が効率いいじゃん、と考えるでない。 合理的に考えれば「無駄な動作」に思えても、見方を変えて「同じ生活空間の中でよりたくさんカロリーを消費するチャンスをもらった」と考えてほしい。その積み重ねが、美しいカラダと健康を生むのじゃ。よいかな?
]]>
忍耐力の修行と思ぅて耐えるしかないようじゃ。
おそらく徹夜で第二次、第三次の緊急メンテナンスをおこなっておるエンジニアの諸君、がんばってくれぃ。
くれぐれも付け焼刃、その場しのぎの対策をとるでないぞ。
ところで、昨日書こうと思って結局触れなんだが、ワールドカップ緒戦、負けてしもぅた のう。
スポーツを見ていて思うのじゃが、このごろ日本人選手は肉体的・精神的両面でスタミナがないというか、"ひよわ"になっとらんか? オーストラリア戦でも、ニッポンがバテて集中力もとぎれる終盤のタイミングで巨漢を投入し、逆転を狙ったとしか思えない戦略は、こちらのスタミナのなさを見透かされたようで残念じゃ。
大相撲でもそうじゃ。 昔は筋肉質でタフな関取がいたもんじゃ。 先代貴ノ花、寺尾など粘り強い相撲で観客を沸かせたもんじゃが、このごろはカラダはデカイが勝ち方も負け方もそっけない。 がんばっとるのはモンゴル出身など外国人力士ばかりじゃ。
わしがおもうに、
子どもの頃の生活習慣
・ 食事
・ 運動(あそびかた)
がへなちょこな日本では、もはや一流のアスリートは育たないのではないじゃろうか。
もちろん現役のスポーツ選手たちは、食事にもトレーニングにも気を遣っておるじゃろうが、子ども時代にジャンクフードをたべさせられ、ゲームと携帯電話漬けで育ってきてしまった肉体と精神では、世界のスポーツ舞台で対等にわたりあう事は期待できんな。
いま子育て中の、あるいは将来親になるであろう読者諸君。 ダイエットは自分のためだけのものではない。 次世代のことを考えて正しい食事や運動を家庭に取り入れてほしい。
]]>マクロビオティックならよく聞くが、クロノビオティック? と思われる方も多いじゃろう。 日本ではまだほとんど知られておらんからの。 早耳の仙人が早速教授して進ぜよう。
「クロノ」は「時」「ビオティック」は「生命」のことじゃ。つまりいのちとカラダを支配している自然界のリズム(体内時計)に目を向けることなのじゃよ。
実は「クロノビオティック」という概念は、「クロノセラピー」(時間医療)として医療の世界では既に常識となりつつある。例えば気管支喘息の発作が起こるのは午前4時ごろが圧倒的に多いから、その時間に薬の濃度が高くなるように処方する。抗がん剤なども1日のうちいつ投与するかで効果は違ってくるのじゃ。
自然界のリズムをつかさどっておるおおもとは太陽じゃ。 人間も日の出とともに起き、日没とともに休むようにしておれば、自然界のリズムから離れてしまうことはないのじゃが、現代の生活ではそうもいかん。
そこで、 食べ物のチカラによって、人体の本来あるべきリズムをとり戻そう というのがクロノビオティック食の考えじゃ。
朝、日が昇る直前には、まず高い山や木のてっぺんから明るくなる。
そして日中は地表にまっすぐ陽があたる。
夜は日が沈み暗くなる。
そのことをイメージしてみるとわかりやすい。
その太陽のエネルギーを正しいタイミングで摂取するために・・・
朝は高い木に実る果物を
昼は地表近くでできる野菜、穀物と肉を
夜は地面の下や陽の当たらないところで育つ根菜や魚を食べなさい
という理論なのじゃよ。
もう少し具体的に、時間と食べ物を整理してみよう。
朝の食べもの=木に実るもの
ナッツ: クルミ、アーモンド
果物: りんご、バナナ、いちじく、モモ、プラム、マンゴー、パパイヤ
油: オリーブオイル
甘味料: メープルシロップ
昼の食べ物=地表のもの
野菜: 白菜、キャベツ、レタス、カリフラワー、ブロッコリー、ピーマン、オクラ、とうもろこし、きゅうり、なす、カボチャ。
ホウレンソウなどの青菜。
穀類、豆類: 米、小麦、大麦などの穀物。えんどう豆、いんげん豆、大豆などの豆類。
乳製品: チーズ、牛乳、ヨーグルト
肉: 牛肉、豚肉、鶏肉その他地上の動物の肉
果物: 苺、ベリー類。メロン。
油: 紅花(サフラワー)油、なたね油、胡麻油、大豆油、コーン油、バター。
甘味料: はちみつ、黒糖
晩の食べ物=地下、あるいは暗いところのもの
野菜: 大根、にんじん、カブ、ショウガ、にんにく、たまねぎ、ねぎの白い部分、椎茸、マッシュルーム、きのこ類。じゃがいも、里芋、山芋など芋一般。
玉子:
魚介類:
海藻類:
どうかの? ある意味、その土地で収穫された、その季節の旬のものをまるごと頂く、というマクロビオティックの考え方にも通じるものがある。 朝は朝のエネルギー、昼には昼のエネルギーを頂く、というわけじゃ。
特に、過去にダイエットを失敗した経験のある人は、まずはこういうところに注目してあらためてチャレンジしてみてはいかがかの?
]]>摂取カロリーの合計 < 消費カロリーの合計
ならば痩せていくし、逆なら太る。 それだけのことじゃ。
じゃが、一方でそう簡単には行かない側面もある。人間のカラダのことじゃから、精神的な面が多分に影響する。
「食べたハナからカロリー燃焼」で、食事誘導性熱産生(DIT)を最大限に活用する極意として
「其の三:わくわくする食事を心がけよ」
と書いたのを覚えておるかの。
同じように満腹するまで食べたとしても、どんな気分で食事をするかによって、事実太ることもあれば、そうでないこともあるのじゃよ。
ストレスにさらされていると、
・ 満腹感を感じるしくみがうまく働かないので過食になりやすい
・ 同じ摂取カロリーでも体脂肪として蓄積されやすい
・ 代謝が低下してカロリーを消費しにくい
等、太る悪条件がそろってしまうのじゃ。
さて、今日のテーマは、
「わくわくする食事のしたく」
じゃ。
同じカロリーのものを食べるにしても、口に入れるまでの過程によって、それが太る原因になることもあるし、太らない食事にすることもできるのじゃよ。
助平な言い方をお許しいただければ、ようするに
「前戯の手抜きをするな」
ということじゃな。
食事の支度、盛り付け、薬味の準備などに工夫しているその時間、あなたの脳の中では、「これで食事がもっとおいしくなる」という期待感が自然に高まっておる。しかし実際にそれを口に入れるまでは、本当においしいかどうかはわからない。この「もどかしさ」が大事なのじゃ。
これで脳内快感物質でまくり、ストレス一発解消、というワケじゃ。
仙人のわしから見ると、現代人は何につけ安直に手に入れることばかり求めすぎておる。実に残念なことじゃ。何かを達成する前にまず「もどかしさ」を体験することで、最後に快感とともに報酬を手にする事ができるのじゃよ。
安易にレトルト食品、菓子パン、コンビニ惣菜、カップめんなどインスタント系の食事ばかりしておると、この快感回路を使う機会がなくなってしまう。
朝は時間がない、夜は疲れて帰ってきて、少しでも簡単に済ませたい。その気持ちはよ~くわかる。じゃがそこであえてひと手間を惜しまずに、ちょこっとでも準備に手をかけることで、この脳内快感回路を活かす事ができ、満腹するまで食べても太らない生活ができるのじゃよ。
なに、簡単なことじゃ。たとえば・・・
・ 冷奴にチューブのショウガを使わずに、ちゃんとおろして使う
・ レトルトのカレーを作るとき、温めている間にシシトウ1、2本を軽くカレー粉で炒め、それをご飯に載せてからカレーをかける
・ 菓子パンやサンドイッチも時にはトースターであぶってみる
・ 惣菜はちゃんとした器に盛りつけて食べる
そんな些細なことでよいのじゃ。ファーストフードは全面的にいかん、と言っているわけではない。ファーストフードも、スローにする工夫次第なのじゃよ。
]]>青菜を食べると食物繊維の働きで消化が緩やかになり、食後に血糖値が急上昇することを抑えるので、脂肪をためこむインスリンをむやみに分泌せずに済む。 便通改善だけでなく、実は食物繊維は脂肪の蓄積を抑える最も身近で、有効なサプリメントなのじゃ。
ところが嘆かわしいことに、現代人の食事を見ていると実に青菜が少ない。
わしの朝食を見てみい。
わしは毎日なにがしかの青菜を丸まる一把、おひたしにして食っておる。 まぁここまでは強制せんがの、
まず少なくともこれぐらい↓
は、毎日食べる習慣をつけるとよい。
ほうれん草、みず菜、小松菜。 スーパーでまぁ高くても一把200円ぐらいのものじゃ。 これを2日で一把、だまされたと思って2週間、毎日食べつづけてみよ。 1日100円のダイエットじゃ。 ペットボトルの水よりずっと効果があるぞよ。
鰹節系の和風ダシ味が苦手なら、自分の好きな風味のノンオイルドレッシングで食べてもよい。ただし、茹でた青菜に限る。 よくよく言っておくが、生野菜サラダではないぞ。
閑話休題。
少し前の報道じゃが、滋賀県大津市で小学校の給食がどれぐらい残されて無駄になっているかという調査がある。
なんと、
年間の給食費 約3億8千万円のうち、16%にあたる約6千万円超が残飯となって廃棄されておるのじゃ。 もったいないことじゃのう。
その結果「小学生がよく残すメニュー、残さず食べるメニュー」が明らかになった。
小学生がキライなメニューワースト3
1. 小松菜の煮びたし(残し率 58.9 %)
2. チンゲンサイのエビあんかけ(57.1 %)
3. ニラとモヤシのいためナムル(55.7 %)
小学生がスキなメニュートップ3
1.揚げエビシューマイ(残し率 0.6 %)
2.ハンバーグ(0.8 %)
3.鶏肉の照焼(1.2 %)
は~。 小松菜、チンゲン菜、ニラがワースト3じゃ。 なんと6割も残されておる。 まぁ食材だけでなくレシピ自体に、子供向けに工夫しているかどうかなど問題は多々ありそうじゃが、それにしても見事に野菜嫌い、肉好きがはっきりしておる。
こういう子どもたちが大人になって、自分で食事を自由に選択できるとしても、その食生活はそう変わらんじゃろう。そうして日本中に肥満と生活習慣病が増殖してゆくわけじゃ。 嘆かわしい。
じゃからっ。 今からでも遅くない。 みんなで青菜を食べるのじゃ。
特に家族のいる人は、家庭の食卓に毎日青菜をのせるのじゃ。
青菜は日本を救う。
その答えはこうじゃ。「どれでもよい、ただ継続せよ。」
ホリエモンも拘置所で15キロ痩せたそうじゃ。 別に「××ダイエット」なぞやらんでも、普通に毎日粗食を続ければ、そりゃぁ結果はでるわい。
米国の報道じゃが、米国立衛生研究所(NIH)とボストン肥満栄養研究センターが支援して行なった臨床研究で、被検者を3種類のダイエット法(アトキンス式、総カロリー制限、ゾーンダイエット)にランダムに振り分け、一年半にわたってその効果を比較した報告がある。
その結果、体重減少効果、及びコレステロールの変化を統計的に分析すると「どのダイエット法を実行したか」による差はなく、どの方法でも、ちゃんと続けた人ほど効果がある事がわかったのじゃ。
⇒ ご参考: "That Adherence To Diet, Not Type Of Diet, More Important Factor For Losing Weight"
直訳すると、「ダイエット法の種類ではなく、執着することが減量にはむしろ重要」
なに? 当たり前のことを言っている? そうじゃよ。 しかし非常に示唆に富んだメッセージだと思わんか?
あのダイエットがよい、このダイエットが効く、そういってあれこれ試すのは、もうやめにしたらどうじゃ?
どんな方法でもよい、「数ヶ月以上にわたりムリせず続けられること」に取り組んでみよ。
今のあなたの体型は、今の生活習慣(食習慣、運動習慣)が作り出したものじゃ。
じゃから、どんな小さなことでも、今までとは違うことを実行し続ければ、かならず変化はおとずれる。
××ダイエット法、などと構える必要はないのじゃ。 そのために高いお金を支払う必要もさらさらない。 思いついたことをまず実行してみよ。
今までより15分早く起きる
起きぬけにコップ一杯の水を飲みほす
毎朝体重計に乗る
朝ごはんを食べていなかった人は、何か口に入れてから出かける
ひと駅、もしくはバス停一つ分でも歩く
靴を変える
手提げ鞄をリュックに変える
昼食の脂ものを減らす
おかずと副菜を食べる順番を逆にする
デスクにおやつを置かない
コーヒーはブラックにする
夕食の時間を15分早くする
毎日ウェストを測る
部屋の照明を変える
な~んでもよいのじゃ。 いろいろ試して、「これなら一年でも続けられそう」と思うことを 継続 してみよ。 かならず成果は現れる。
]]>このブログを読んでおる賢明な読者諸君は、よもやそのような愚かなことはしていないと信じておるが・・・。
もう一度肝に銘じておいてほしい。
「食べても太らない」ダイエットなど、存在せんわぃ!!
白インゲン豆には確かに「ファセオラミン」(ファビノール)と呼ばれる有効成分が含まれておる。これはわしが以前
「個性に合わせたサプリメントの選び方」
に書いたから、覚えておられるかたもおるじゃろうが、この成分は、炭水化物を分解して糖質にかえる酵素「α-アミラーゼ」の働きを抑え、過剰な糖質の吸収を抑制する働きがある。つまり、でんぷんの多いご飯やうどん、パスタなどを食べる時一緒に摂れば、体に取り込まれる実際のカロリーを減らせるというわけじゃ。
じゃが、勘違いしないでほしい。食べたもののカロリーをゼロにする魔法の薬などない。
ファセオラミンも、あくまでも炭水化物の吸収が控えめになる、というだけじゃ。 例えばお菓子に含まれる砂糖やバターなど、「でんぷん」以外の糖質や脂質のカロリーはそのまま吸収される。
白インゲン豆エキスに限ったことではないが、あくまでも腹八分目で済ませる努力を自分でした上で、補助的に使うのが「サプリメント」の本質なのじゃよ。
魔法の白い粉をご飯にまぶして、どんぶりメシを腹いっぱい食っておるようでは本末転倒じゃ。
食べたいものを食べたいだけ食べて、それでも痩せる薬があるとしたら、それはカラダを壊す薬じゃ。 決して手を出してはならん。
健康な人間は、摂取カロリーが消費カロリーを超過すれば太る。 その当たり前のことから目をそらすでない。
この番組ではフライパンで3分間炒った後、粉末にしてご飯にまぶして食べるなどの方法を紹介しておったようじゃが、わしが一番あきれてしもうたのは、その時に示されたこんな「ご注意」じゃ。
生で食べるとお腹をこわすおそれがあります。
加熱しすぎると有効成分が壊れるおそれがあります。
フライパンで「3分間炒る」といわれてものぅ。豆の重さや含水量、フライパンの材質や火力によって火の通り方は全然違うじゃろう。
ましてこれからダイエットをしようとしている人にしてみれば、有効成分が壊れてしまっては元も子もないからのう、どうしても控えめな加熱になってしまい、半生で食ってしまった人も多かったんではないかな。
まったくもってひと迷惑な番組じゃわぃ。
読者諸君も「ダイエットに近道はない」と心得よ。
]]>一方、大△製薬は「痩せる」とはうたわず、体力を高めるというイメージでアミノ酸飲料の広告戦略をとっておるようじゃの。
はて。 アミノ酸を摂取するとダイエット効果があるんじゃろうか?
ちょっとアミノ酸の神秘に(というと大げさじゃが)迫ってみよう。
初めに言っておく。 「アミノ酸を摂取すると痩せる」というのはウソじゃ。
アミノ酸のカロリーはゼロではない。まして、もともと「まず~い」アミノ酸の口当たりを良くするために糖分などを加えたドリンクなどを飲めば、摂取カロリーという点では間食と同じじゃ。 太る事はあっても痩せる事はない。
ではなぜアミノ酸がダイエットに効果があるといわれるようになったか? それを知るためのヒントは、「アミノ酸《桶》理論」にある。
ご存知のとおりアミノ酸はたんぱく質の原料じゃ。 ヒトの体を構成しているアミノ酸は20種類もあり、その順番と組み合わせによっていろいろなたんぱく質がつくられるのじゃ。
そこでこの図じゃ。
落ちゲーじゃないぞよ。 いろいろな形のブロック(アミノ酸)を設計図通りに組み立てて、壁(カラダ)をつくっていると思ってほしい。
なにか一つ部品が足りなくなった時点で、もう壁を作っていく事はできないじゃろ。
人間のカラダはレンガやコンクリートではないから、常に新陳代謝しておる。
また、ホルモンや神経伝達物質、免疫などもアミノ酸を原料にしておるから、アミノ酸を常に補給して、たんぱく質をつくり続けなければヒトは生きていけない。
摂取するアミノ酸のバランスが悪ければ、その中で一番少ないアミノ酸の量によってヒトの生きるチカラは決まってしまう。
桶のまわりの板が一枚でも短いと、汲める水の量はその高さで決まってしまうことに喩えてこれを「アミノ酸《桶》理論」という。
図: 味の素ホームページより引用
ではバランスの悪い食事のままで、必要なアミノ酸を全部そろえるにはどうすればよいか。
それには無駄を覚悟でたくさん食べるのが一番手っ取り早い。つまり、一番少ないアミノ酸が足りるまで、ヒトは食事を食べ続ける欲求から逃げる事ができないのじゃ。
そこで大問題になるのが、余った方のアミノ酸じゃ。 これが太る原因なのじゃよ。
自然界の動物は、必要なアミノ酸を得るためにいろいろな進化をしておる。
<草食動物>
牛は胃が4つもあって反芻する。 ウサギは巨大な盲腸をもつ。これら草食動物は体内にバクテリアを大量に飼っていて、そいつらに植物を分解させてアミノ酸を得ておるのじゃ。
<肉食動物>
動物性たんぱくを食べることで、食物から直接アミノ酸を得ておる
<穀物食動物>
ネズミなどはアミノ酸のバランスの悪い穀物しか食べない。 その代わり、大量に食い、非常に激しい運動をする。 つまり、無駄を覚悟で大量に取り、余ったカロリーはみんな燃焼させてしまうんじゃ。
人間は考える動物じゃから、自分で選ぶ事ができる。
じゃが腸内にアミノ酸を作るバクテリアを飼うとか、食後に反芻するとかはちょいとムリじゃから、
A. バランスのよい食事をし、無駄なカロリーを摂らない (ライオン型)
B. 欲するまま食べて、無駄になったアミノ酸は運動で燃焼させる (ネズミ型)
C. 欲するまま食べて、運動もせず、内臓脂肪にためこむ・・・そして医療費を払う。 (現代人型)
のどれかじゃ。自分のライフスタイルに合わせて決めてほしい。
無駄なカロリーを摂らない「A」のパターンを狙うなら、足りないアミノ酸をスポットで補うのに、アミノ酸サプリを摂る事は有効と言える。
じゃが、自分の食生活で何が不足しているかも知らないで、やみくもにアミノ酸だけをとっても太るだけじゃよ。
そこで、食べたハナからそのカロリーを消費してしまう秘伝をお伝えしよう。それは
「DIT」を最大限に活用することじゃ。
「DIT」とは 「食事誘導性熱産生」(Diet Induced Thermogenesis)の略で、簡単に言えば、食事をするとその刺激で体が温まり、エネルギーの消費量が増える現象なのじゃよ。
つまり食べていながら、摂取したカロリーの一部を効果的に燃やしていると言える。これが上手にできる人はなぜか食べても太らず、逆にDITの低い人は食べればすぐ太る、というわけじゃ。
DITを高くする秘訣は3つある。
其の一:(食事の時間)
朝食をきちんと食べよ。寝る前に食うな。
人間のカラダの中には、「時計遺伝子」というたんぱくがあって、これが1日のリズムをコントロールしておる。睡眠のリズムだけではない。体温、血圧、脈拍、発汗、尿の量、消化器の活動などすべて、一日中一定ではなくこのリズムにしたがって変動しておるのじゃ。
話はそれるが、海外旅行などで時差ボケになったことのある人ならご経験じゃろうが、夜よく眠れないだけではなく、「現地の食事の時間には食欲がなく、変な時間に猛烈空腹を感じる」「夜中に何度もトイレに起きる」など、体中のさまざまなリズムがずれてしまっていることを実感するじゃろ?
体温を上昇させる熱代謝は、午前中が一番高く、午後に向かって低下、深夜が一番低い。
朝食と昼食はDITが高いが、夕食、特に夜食はDITが低いのじゃ。 じゃから、1日の摂取カロリーのバランスを、DITの高い朝と昼に配分することで、シアワセにおなか一杯食べても太らない生活も夢ではないのじゃよ。
其の二: (食事の内容)
脂質を減らし、根菜を食べよ。
主栄養素のうち、たんぱく質が最もDITが高く、ついで炭水化物、脂質が一番低い。
という事は、良質のたんぱくと炭水化物で構成された食事にすることでDITを効果的に高める事ができる。
また、マクロビオティックの視点から言えば、体をあたためる食品と冷やす食品がある。 DITを高めたいなら当然、体をあたためる食品をとる事が重要じゃ。
多少例外はあるが「地面の下で育つ野菜」「寒い時期に出回る野菜」がカラダを温める。おすすめは・・・
大根
たまねぎ
根深(白くて太いところが多い)ねぎ
レンコン
ごぼう
にんじん
かぼちゃ
山芋
調味料、香辛料で良いのは
唐辛子
ショウガ
味噌
にんにく
逆にカラダを冷やすものの代表が、夏野菜じゃ。
トマト、レタス、キュウリ。
本来夏野菜が収穫されるはずもない時期に、ダイエットのつもりで生野菜サラダばっかり食っておると代謝が下がってしまって逆効果なのじゃよ。
其の三: (食事の環境)
「わくわく」する食事を心がけよ。
実はDITは、セロトニンやドーパミンなどの脳内快感物質と密接に関係しておるのじゃ。そして、これらの物質を最大限に活用するには、そのための「段取り」が大切なのじゃ。
1. 外食なら、おいしいと評判のレストランを本やネットで調べたり、写真のたくさん掲載されているグルメ本を見たり、自宅でなら料理のレシピを自分で工夫したりして、「きっとこれはおいしいだろう」と期待をたかめる。
2. 実際に食事を前にして「うわぁおいしそう~」っと思う。
3. 口に入れて「んんん~おいし~い」と感じる。
4. その気分を一緒に食事をしている人に伝える。
以上の手順をちゃんと踏むことで、脳内快感物質がどばっと出るのじゃ。
脳内快感物質は食欲も制御しておるから、実際には少ないカロリーでもシアワセな満腹感に満たされ、しかもDITが高まってカラダがあたたかくなり、エネルギーの消費が増加してハッピーなことばかりじゃよ。
一緒に居て楽しい人と明るいことを話しながら食事をするのが、実はダイエットにも一番効果的なんじゃよ。
悩み事に思いをめぐらせながらの食事、ヤなやつとのお付き合いもしくはヤなやつを愚痴りながらの食事は良くない。(まぁヤな奴を愚痴ることで脳内快感物質が余計にでる人もおるかもしらんが・・・)ストレス過食、ストレス太りには科学的理由があるのじゃ。心しておくがよい。
]]>特に植物に由来するポリフェノールがよく話題になっておるようじゃ。 ポリフェノール人気も結構なことではあるが、抗酸化物質も摂りかたによっては効果が期待できない場合があることを知っていてほしい。 ただ盲目的にこれがいい、あれが効くと言ってやみくもに食べていてもダメなのじゃよ。
ポリフェノールとは、 植物が自分自身を環境から守るために合成した抗酸化物質で、ブルーベリーやブドウ、ナス、黒豆など紫色系の色素アントシアニン、トマトのリコピン、緑茶のカテキン、大豆のイソフラボンなどがよく知られておるの。
ファイトケミカルとも呼ばれることが多い。 わしは酸化ストレスと「闘う」からファイト(fight)かと思うとったが、そうではなかった。 ギリシャ語で「植物」のことを "phyto" と言うんだそうじゃよ(笑)。
さてさて。これら抗酸化物質を含む食品を食べる時の注意じゃ。
1. 皮を剥かない。 むくならうす~くむく。
ヒトが自分たちを紫外線から守る日焼けの色素と同じで、外界から内部を守るためにできた物質なのじゃから、当然皮のごく浅いところにたくさん集まっておるのじゃ。 皮を厚くむいて捨ててしまっては、肝心な有効成分を無駄にすることになる。
2. 切ったら(調理したら)すぐ食べる。
ここんとこを勘違いしている者が多くて嘆かわしいのじゃ。 抗酸化物質は、酸化しにくくする(酸化を遅くする)物質ではない。
抗酸化物質は、それ自身が非常に酸化しやすい物質なのじゃよ。
そして、自分が酸化することによって、その周りにあるフリーラジカル(活性酸素)を還元(無毒化)してしまうのじゃよ。 なんともケナゲじゃのう。
別の言い方をすると、調理したり切ったりするとたちまち色が変わったり、風味が落ちてしまう食品こそが、よく効く抗酸化物質を多く含んでいるということなんじゃ。
じゃから、切ったり調理したりした直後から、抗酸化物質は刻々壊れてゆく。 すぐに食べないと効果が減ってしまうんじゃ。 お茶やコーヒーも、淹れたらすぐに頂くのじゃ。
また、その裏返しじゃが、食べる直前にちょっと「壊す」とよい。 サラダならよくかき混ぜる。 ゴマならちょっと指でつぶしてかける。 トマトなら大きめに切っておいてかぶりつく。 そしてあまり空気に触れないうちに食ってしまうんじゃ。 そうするとそれは、すぐに体の中の悪い活性酸素をお掃除してくれるというわけじゃ。
3. 地場産の見栄えの悪い野菜を食べる
収穫してから時間が経てば、当然その間の環境ストレスで野菜の抗酸化物質は消費されてしまう。 なるべく地元の野菜を食べる事が、良質の抗酸化物質を摂るうえで重要なのじゃ。 また、キズものや曲がり野菜の方が、実は抗酸化物質を多く含んでおる。 成熟する途中で傷ついてしまった実は、そのままでは酸化に弱い。野菜も自分を守るため必死なんじゃよ。
マクロビオティック(「マクロビ」)という言葉を聞いた事があるじゃろ。
「正食」とか「長寿食」「健康食」と呼ばれ、必要以上に皮を剥いたり精製したりせずに、その食べ物のエネルギーをすべていただくという考え方じゃ。
マクロビオティックの原則は
「全体食」 と「身土不二」 (「しんどふじ」と読む)
じゃ。
「全体食」(完全食)とは最初に書いた通り、殻も皮もすべていただくという食事じゃ。「身土不二」とは、人の体とその人の住む土地はつながっておるという考え方じゃ。つまり、その土地でその季節に取れるものを食べなさい、ということなのじゃよ。
身土不二についてはまた次の機会にお話しすることにして、今日は全体食の不思議な調和について紹介しよう。
白米より玄米の方が栄養が豊富で、カラダによいのは誰でも知っておるじゃろう。
自然界には、中身には不足している重要な栄養を、皮の部分が補っているものが少なくない。米の場合はビタミンB1をはじめ、希少な栄養や食物繊維がほとんど外側のぬか部分に含まれておるわけじゃ。
コレステロールが高い人はあまり食べない方がよい、などと言われていたエビ類じゃが、実はエビの殻の部分には、キチン(キトサン)、アスタキサンチン、プラントステロールなど、悪玉コレステロールを除去する成分が含まれているのじゃよ。
ちなみに、プラントステロールは海藻に多く含まれておる。それをエビが食べて体内に蓄積したんじゃろうのぅ。じゃからわしは、エビは殻やシッポまで食ってしまうんじゃ。そうすることで、悪いものとそれに対抗するものを同時にバランスよく摂る事ができるのじゃ。
そこまでマネできん、という諸君は、そのエビの生まれ育ったあたりの海に育つ海藻を一緒に食べるがよい。 それがマクロビオティックの考え方じゃ。
最近脂肪の蓄積を防ぐと注目されているサプリ成分に「グロビン蛋白分解物」というものがある。聞きなれぬ名前じゃが、これは赤血球を酵素が分解してできたオリゴペプチド(アミノ酸が何個かくっついたもの)じゃ。
これが脂肪の吸収をじゃましたり、脂肪の代謝・排出を助けるので評判になり、厚労省でも「トクホ」(特定保健用食品)としてその効能を認めておる。
ところが考えてみると「グロビン蛋白分解物」は赤い血が分解されてできたものじゃ。 つまり、ステーキなど動物性脂肪を食べるとき、その血も一緒に摂ることで、過剰に摂ると有害な中性脂肪と、それを対外に排出する有効成分も一緒に食べることになっているんじゃよ。
自然界の不思議なバランスにはただ感心するばかりじゃ。
]]>
具体的な内容は(複数回答)
・ 食事を少なめにする 81%
・ 朝食を抜く 32%
・ 低カロリーの人工甘味料を使う 31%
・ 痩せるためにたばこを吸う 9%
・ 食後に吐く 5%
・ 食後に下剤を飲む 3%
運動をしていると答えた人は80パーセントにのぼるが、その内容をチェックしてみると、減量のために意味のある量と質の運動を行なっていたのはたった19パーセントじゃった。
アメリカの女子大生が日本の学生よりはるかにおバカとも思えんからの、日本でも似たような状況ではなかろうか。
こんな自己流のダイエットをやっとる連中は
大ばかものじゃ!!!
まず朝食を食べることから始めよ。チーズひとかけらでも、バナナ一本でもよい。
朝食を食べて、カラダの「活動モード」のスイッチを入れないまま、だらだら~っと1日をスタートするもんじゃから・・・
体温が上がらない
代謝が増加しない
体脂肪が燃えない
ぼーっとして成績が上がらない(仕事の効率があがらない)
反動で間食が増える
手足が冷える
肩がこる
ホルモンのバランスが崩れる(生理が乱れる)
何~ひとついい事はないのじゃ。
朝、ちゃんと起き、朝食を食べることで、朝食から摂ったカロリーの分を補って余りある脂肪燃焼がその日期待できるということを心しておくがよい。
痩せるためにタバコ!
タバコをやめたとたん太る人がいる事は事実じゃが、タバコで痩せられるかと言うとそうではないんじゃ。喫煙はむしろ逆に、太る体質を仕込むだけなんじゃよ。 わしが前に書いた記事をよく読んでほしい。