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クロノビオティック食 [ダイエット]

クロノビオティック食(Chronobiotic Nutrition)という言葉を聞いた事があるかの?
米国でマーセラ・フォン・ハーティング(Marcella Vonn Harting)という女性が提唱し「Yes-No-Maybe」という本に書いておる。

マクロビオティックならよく聞くが、クロノビオティック? と思われる方も多いじゃろう。 日本ではまだほとんど知られておらんからの。 早耳の仙人が早速教授して進ぜよう。

「クロノ」は「時」「ビオティック」は「生命」のことじゃ。つまりいのちとカラダを支配している自然界のリズム(体内時計)に目を向けることなのじゃよ。

実は「クロノビオティック」という概念は、「クロノセラピー」(時間医療)として医療の世界では既に常識となりつつある。例えば気管支喘息の発作が起こるのは午前4時ごろが圧倒的に多いから、その時間に薬の濃度が高くなるように処方する。抗がん剤なども1日のうちいつ投与するかで効果は違ってくるのじゃ。

自然界のリズムをつかさどっておるおおもとは太陽じゃ。 人間も日の出とともに起き、日没とともに休むようにしておれば、自然界のリズムから離れてしまうことはないのじゃが、現代の生活ではそうもいかん。

そこで、 食べ物のチカラによって、人体の本来あるべきリズムをとり戻そう というのがクロノビオティック食の考えじゃ。

朝、日が昇る直前には、まず高い山や木のてっぺんから明るくなる。
そして日中は地表にまっすぐ陽があたる。
夜は日が沈み暗くなる。

そのことをイメージしてみるとわかりやすい。

その太陽のエネルギーを正しいタイミングで摂取するために・・・
は高い木に実る果物
は地表近くでできる野菜、穀物と肉を
は地面の下や陽の当たらないところで育つ根菜や魚を食べなさい
という理論なのじゃよ。

もう少し具体的に、時間と食べ物を整理してみよう。

の食べもの=木に実るもの
ナッツ: クルミ、アーモンド
果物: りんご、バナナ、いちじく、モモ、プラム、マンゴー、パパイヤ
油: オリーブオイル
甘味料: メープルシロップ


の食べ物=地表のもの
野菜: 白菜、キャベツ、レタス、カリフラワー、ブロッコリー、ピーマン、オクラ、とうもろこし、きゅうり、なす、カボチャ。
ホウレンソウなどの青菜。
穀類、豆類: 米、小麦、大麦などの穀物。えんどう豆、いんげん豆、大豆などの豆類。
乳製品: チーズ、牛乳、ヨーグルト
肉: 牛肉、豚肉、鶏肉その他地上の動物の肉
果物: 苺、ベリー類。メロン。
油: 紅花(サフラワー)油、なたね油、胡麻油、大豆油、コーン油、バター。
甘味料: はちみつ、黒糖

の食べ物=地下、あるいは暗いところのもの
野菜: 大根、にんじん、カブ、ショウガ、にんにく、たまねぎ、ねぎの白い部分、椎茸、マッシュルーム、きのこ類。じゃがいも、里芋、山芋など芋一般。
玉子:
魚介類:
海藻類:

どうかの? ある意味、その土地で収穫された、その季節の旬のものをまるごと頂く、というマクロビオティックの考え方にも通じるものがある。 朝は朝のエネルギー、昼には昼のエネルギーを頂く、というわけじゃ。

特に、過去にダイエットを失敗した経験のある人は、まずはこういうところに注目してあらためてチャレンジしてみてはいかがかの?


2006-06-13 17:21  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(1) 
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