段取り悪く暮らそう [ダイエット]
今日は「ひと手間を惜しむな」の、いわば「生活編」じゃ。
普段生活しているとたいていの人は、なるべく効率よく無駄のない動きをしようとするものじゃ。
例えばゴミ出し。 なるべく一つの袋にまとめて、一往復で済むようにしたいじゃろ? 何、出勤するダンナに持たせてる? ばかもん。 そういう横着は、痩せるためのチャンスを棒に振っているようなものじゃ。
モノは考えようなのじゃ。例えば、「郵便をポストに入れてこなくちゃ、あ、でもあとで買い物に行くからその時ついでに・・・」と考えるのが普通。じゃが郵便のことを思い出したそのときすぐにポストまで行き、買い物は後で出直せば、その日は二度もウォーキングのチャンスにめぐりあえたことになる。
なに? そんな効率のわるい生活をしていては1日何時間あっても足りないとな? ごもっとも。効率よく家事をこなすのは大切なことじゃ。じゃがよく考えてみてほしい。
・ 思い出したときにすぐやらず、あとで何かの「ついで」にやろうとして、そのまま忘れてしまった事はないかの?
・ 何かを使いっぱなしにしたがために、あとであるべき場所にそれが見つからず、探し回った事はないかの?
「あとで何かのついでに」というのは、「段取り」ではなく「横着」という。 (段取りというのは先回りして効率を上げることじゃ。)横着もんは、効率を考えてなどと言い訳をしながら、実は結果的に時間を無駄にしているのじゃよ。そうして知らず知らずのうちに、ズボラな習慣とともに体脂肪が身についてゆくのじゃ。
さて、今日のわしからのアドバイスじゃ。
気づいたその時それをやりとげよ。
何かのついでに(あとで)まとめてやろうと考えず、その都度マメに動けば必ず体脂肪が燃焼し、長い間にはバカにできない体型の差となって現れる。
例えば、1階の居間で、2階の寝室のたんすにしまうべき物が何か出ているのに気付いたとする。 普通ならそれを階段の下あたりにちょいと置いておいて、次に2階に行くついでがあるときに持っていこう・・・と考えるところを、毎回気付いた時にすぐ、わざわざ2階まで上がるようにするのじゃよ。
階段の上下がなくとも同じじゃよ。 マンションの部屋の中でもオフィスでも、いちいち立ち上がったり部屋を移動したり、めんどくさいな~と思う動作はたくさんあるじゃろぅ? じゃがそれを「しなきゃ、と思ったその時に」その都度ひとつずつコンプリートするのじゃ。
まとめて一度に済ませた方が効率いいじゃん、と考えるでない。 合理的に考えれば「無駄な動作」に思えても、見方を変えて「同じ生活空間の中でよりたくさんカロリーを消費するチャンスをもらった」と考えてほしい。その積み重ねが、美しいカラダと健康を生むのじゃ。よいかな?
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