クロノビオティック食 [ダイエット]
クロノビオティック食(Chronobiotic Nutrition)という言葉を聞いた事があるかの?
米国でマーセラ・フォン・ハーティング(Marcella Vonn Harting)という女性が提唱し「Yes-No-Maybe」という本に書いておる。
マクロビオティックならよく聞くが、クロノビオティック? と思われる方も多いじゃろう。 日本ではまだほとんど知られておらんからの。 早耳の仙人が早速教授して進ぜよう。
「クロノ」は「時」「ビオティック」は「生命」のことじゃ。つまりいのちとカラダを支配している自然界のリズム(体内時計)に目を向けることなのじゃよ。
ひと手間を惜しむな [ダイエット]
ダイエットは基本的には簡単な算数じゃ。
摂取カロリーの合計 < 消費カロリーの合計
ならば痩せていくし、逆なら太る。 それだけのことじゃ。
じゃが、一方でそう簡単には行かない側面もある。人間のカラダのことじゃから、精神的な面が多分に影響する。
「食べたハナからカロリー燃焼」で、食事誘導性熱産生(DIT)を最大限に活用する極意として
「其の三:わくわくする食事を心がけよ」
と書いたのを覚えておるかの。
同じように満腹するまで食べたとしても、どんな気分で食事をするかによって、事実太ることもあれば、そうでないこともあるのじゃよ。
「ストレス太り」という言葉を聞いた事があるじゃろ?
青菜を食べる習慣
「脂肪がつきやすい女性はアブラナ科の野菜を」にも書いたが、健康的で、しかもお金のかからない最も効果的なダイエットは、「青菜を食べる習慣」 をつける事じゃ。
青菜を食べると食物繊維の働きで消化が緩やかになり、食後に血糖値が急上昇することを抑えるので、脂肪をためこむインスリンをむやみに分泌せずに済む。 便通改善だけでなく、実は食物繊維は脂肪の蓄積を抑える最も身近で、有効なサプリメントなのじゃ。
ところが嘆かわしいことに、現代人の食事を見ていると実に青菜が少ない。
わしの朝食を見てみい。
ダイエット法ではなく、続けられるかどうか
少し前に、
炭水化物と脂質、どっちを減らすの?
で、さまざまなダイエット法を紹介した。 その中で「いったいどれが正しく、効果的なダイエットなのじゃろう?」とも書いた。
その答えはこうじゃ。「どれでもよい、ただ継続せよ。」
ホリエモンも拘置所で15キロ痩せたそうじゃ。 別に「××ダイエット」なぞやらんでも、普通に毎日粗食を続ければ、そりゃぁ結果はでるわい。
おっとっと、言いたかったのはホリエモンの話ではない。
白インゲン豆ダイエットで下痢
テレビ番組で紹介された「食べても太らない」白インゲン豆ダイエット法を試して、下痢や嘔吐などをおこした視聴者が大勢でたらしいのぅ。
このブログを読んでおる賢明な読者諸君は、よもやそのような愚かなことはしていないと信じておるが・・・。
もう一度肝に銘じておいてほしい。
「食べても太らない」ダイエットなど、存在せんわぃ!!
アミノ酸ダイエットのウソとホント
いっとき「アミノ酸」がダイエットに効果があるとやらで、「燃焼系○○」「アミノ酸○○」などとうたったサプリメントやスポーツドリンクが次々に発売されたことがあったのぅ。なぜかどのメーカーのボトルのデザインもそっくりで笑ってしまったが。それが今年はさっぱり見かけんが、アミノ酸ダイエットのブームはもう終わりか?
一方、大△製薬は「痩せる」とはうたわず、体力を高めるというイメージでアミノ酸飲料の広告戦略をとっておるようじゃの。
はて。 アミノ酸を摂取するとダイエット効果があるんじゃろうか?
ちょっとアミノ酸の神秘に(というと大げさじゃが)迫ってみよう。
食べたハナからカロリー燃焼
痩せたい。 太りたくない。 でも食事を制限するのはつらい。 そりゃそうじゃのう。痩せるために人生が楽しくなくなってしまっては本末転倒。食事ぐらいシアワセな気持ちでしたいものじゃ。
そこで、食べたハナからそのカロリーを消費してしまう秘伝をお伝えしよう。それは
「DIT」を最大限に活用することじゃ。
「DIT」とは 「食事誘導性熱産生」(Diet Induced Thermogenesis)の略で、
抗酸化物質の摂りかた
ダイエットをこころざしている諸君は、ただカロリーを減らすだけでなく、カラダによい食材を選んで食べるようにしていることと思う。特に最近よく取り上げられている「抗酸化物質」。 老化を防ぎ、がんや生活習慣病を予防し、免疫力を高めるといわれておる。
特に植物に由来するポリフェノールがよく話題になっておるようじゃ。 ポリフェノール人気も結構なことではあるが、抗酸化物質も摂りかたによっては効果が期待できない場合があることを知っていてほしい。 ただ盲目的にこれがいい、あれが効くと言ってやみくもに食べていてもダメなのじゃよ。
ポリフェノールとは、
全体食のススメ
今日は仙人の食事について少し話しておこう。
マクロビオティック(「マクロビ」)という言葉を聞いた事があるじゃろ。
「正食」とか「長寿食」「健康食」と呼ばれ、必要以上に皮を剥いたり精製したりせずに、その食べ物のエネルギーをすべていただくという考え方じゃ。
マクロビオティックの原則は
「全体食」 と「身土不二」 (「しんどふじ」と読む)
じゃ。
「全体食」(完全食)とは最初に書いた通り、殻も皮もすべていただくという食事じゃ。「身土不二」とは、人の体とその人の住む土地はつながっておるという考え方じゃ。つまり、その土地でその季節に取れるものを食べなさい、ということなのじゃよ。
身土不二についてはまた次の機会にお話しすることにして、今日は全体食の不思議な調和について紹介しよう。
女子大生の8割がダイエット
米国イーストカロライナ大学で女子大学生を対象に行なった
調査によると、本人が実際に肥満かどうかとは無関係に、83パーセントの学生がダイエットをしていると答えたそうじゃ。
具体的な内容は(複数回答)